~公表開始から9年を経て、持続可能性の主要3分野で一層の改善を記録~
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE: PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2015年の”Sustainability Report” を発表しました。
プロロジスでは、全世界でSustainability(持続可能性)を理念とし、「環境への取り組み」「企業の社会的責任」「企業倫理とガバナンス」を3本の柱としています。”Sustainability Report”は、その取り組みや結果を公表するレポートとして、2007年以来毎年発表しており、今年で10回目の発表となります。
この度のレポートの概要は以下の通りです。
<環境への取り組み>
- 2015年中に、45棟、合計約139万㎡の施設が、環境や持続性に関する認証をあらたに取得。これにより、世界15カ国173棟、合計約632万㎡のプロロジスの施設が、環境・持続性に関する認証を取得したことになります。
- 太陽光発電をあらたに30メガワット導入し、9カ国合計149メガワットに達しました。
- LEDなどの省エネルギー電灯を使用する施設が73%に増加しました。(2014年度は68%)
<企業の社会的責任>
- プロロジスおよびプロロジス基金から、各地のNPO(非営利組織)に、合計150万米ドル(約1億5,300万円*)を寄付しました。
- 年に一度、全従業員でボランティアに取り組む日”IMPACT Day”を2015年も実施。この日の活動を含めて、世界中の従業員が延べ9,900時間のボランティア活動に従事し、教育、福祉、環境に関する60のNPOと協働しました。
- プロロジスが所有・運営する物流施設のスペースをNPOに無償で提供する”Space for Good” プログラム を実施。物流拠点として18団体に合計105カ月を無償提供しました。
*1米ドル=102円換算
<企業倫理とガバナンス>
- コーポレートカバナンスにおいて、13年連続で、REIT業界のリーダーであると評価されました。(不動産およびREITの調査会社大手のGreen Street Advisors社による調査結果)
プロロジスは今後も、環境負荷低減、地域社会への貢献、ガバナンスへの取り組みを継続し、複雑化する社会的課題に対して弾力的に取り組みます。また、世代を超えて社会に好影響を与え続けられる企業活動に努めてまいります。
このレポートは、透明性を確保するため、第三者機関であるGRI**のフレームワークに即して作成されています。作成基準は、GRIガイドライン第4版および建設・不動産セクター対象のコアオプションに準拠しています。
**サステナビリティに関するレポートのガイドラインを作る非営利団体。UNEP(国連環境計画)の公認団体であり、GRIが作成するガイドラインが、環境報告書やCSRレポート作成におけるグローバルスタンダードとなっている。